パーソナルカラーの歴史
こんにちは。
表参道美容室Koe【髪質改善/カラー/カット/個室】の四方です。
今回は、今や美容やファッションの世界で欠かせない「パーソナルカラー診断」の歴史についてご紹介します。
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■ はじまりは1920年代アメリカ
1920年代、アメリカのデザイナー ロバート・ドア が、人の肌色を ブルーアンダートーン(ブルーベース) と イエローアンダートーン(イエローベース) に分類したのが起源のひとつと言われています。
その後、スイスの芸術家 ヨハネス・イッテン が提唱した「四季の分類法」と結びつき、 色を「春」「夏」「秋」「冬」の4タイプに分ける現在の基本スタイルが生まれました。
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■ 政治の世界で脚光を浴びる
1960年、アメリカ大統領選で ジョン・F・ケネディ氏が、コントラストの効いた装いを効果的に取り入れ、 対立候補リチャード・ニクソン氏に勝利。
この出来事がきっかけとなり、 「色の与える印象の大きさ」が社会的に認知されました。
以降の大統領選では、候補者がパーソナルカラーのプロフェッショナルを雇うのが一般的になったのです。
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■ 日本への導入と発展
日本には1980年代にパーソナルカラー診断が導入されました。
当初は白人を対象にしたシステムだったため、日本人向けの改良が必要でした。
• 中間色の追加
• タイプ分けの細分化
• 日本人の肌色や好みに合うカラーパレットの開発
1977年には日本色彩学会パーソナルカラー研究会が発足し、研究と普及が進められました。
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■ 美容シーンでの現在
今、日本で人気のパーソナルカラー診断ですが、 そのルーツは「政治家のための戦略」にありました。
美容業界ではこの理論を活かし、 お客様一人ひとりの魅力を最大限に引き出すための色選びとして発展しています。
Koeでも、髪質改善カットやカラー提案において、この診断を大切にしています。
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表参道で、パーソナルカラー診断付きの本格ヘアカラーならKoeへ。
診断 × 技術 × 空間で、あなたの「似合う」も「美しい」も叶えます。
✂️ この記事を書いた人:
四方 幸(しかた さち) Color Stylist/パーソナルカラーリスト(診断実務士資格保有)
Koeでは「似合う」を言語化して、髪色に落とし込む専門家として活動。
16分類パーソナルカラー診断をもとに、肌トーン・髪質・印象のバランスを整えながら、 “なりたい”と“似合う”の両立を提案しています。
ニュアンスカラー/透明感のあるスタイル/顔まわりの“後れ毛カット”が得意です。
海外旅行好きで、英会話にも対応可能◎
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